韓流新報

（TVDailyより）
　オク・チュヒョンが「私歌手」4ラウンドの最終脱落者に決定された。多くの論議を生んだオク・チュヒョンの退場だ。
　24日放送されたMBC「私たちの夜サバイバル私は歌手だ(私歌手)」では4ラウンドの最終脱落者を決める2次競演が行われた。
　オク・チュヒョンは4ラウンド1次競演でイ・ヒョリの「ユーゴーガール」で6位になり、下位圏の成績を受けて脱落危機の状況だった。2次競演ではシム・スボンの「男は船、女は港」を「ペサメムーチョ」とクロスオーバーし、後半に行くほど激情的に変わる女性の感情を歌ったが7位を記録して最終脱落した。

　オク・チュヒョンは去る5月初めの登場から多くの論議を生んだ。アイドル出身のボーカル、立派なヒット曲がないオク・チュヒョンが、当時イム・ジェボム、BMKなどそうそうたる歌手が布陣していた「私歌手」に似合うのかという問いかけがあふれてネットユーザーの叱責も続いた。

　これにオク・チュヒョンは、ラジオで自身に向かった非難により涙を流して放送が中断される事態もあった。

　また、初登場に脚までフラフラして舞台にあがってイ・スンファンの「千日の間」で一気に1位を占めたオク・ジュヒョンに、ネットユーザーは称賛より「私歌手」のルールさえ変えて、製作スタッフが特典を与えたのではないかとの問いかけを投げ、これは再びオク・チュヒョンに向かった非難の矢になった。

　オク・チュヒョンは、当時1位を占めた後、涙を見せて「本当に期待もしなかったし感謝する。良い舞台をつくりあげる一員になる」という確約を明らかにしたことがある。

　この後続いた「序詩」と「愛が離れるよ」、「ラブLOVE」などの舞台でオク・チュヒョンはミュージカル舞台で鍛えられた自分だけの声量を表わしたが、期待に達することができずに脱落の影から自由でない不安な姿を見せた。

　２ヵ月あまりの間の「私歌手」舞台で、オク・チュヒョンは自身を認定できない視聴者の批判に対抗しなければならなかった。また、自身を常に応援するファンに満足なほどの舞台を毎週披露しなければならない負担感を抱いて行かなければならなかった。

　オク・チュヒョンは、結局長いといえば長く、短いといえば短かった時間の「私歌手」舞台を後にして退場したが、彼女が「私歌手」に絶え間ない論議を養成し、どんな方法ででも視聴率に一役したことは誰も否めないことだ。

　オク・チュヒョンは最後の舞台を終えて「深いため息が出てきた。後悔はない。先輩たちとこれ以上一緒にすることができなくて空しいが、大切な思い出の中で多くのことを学んだ」という所感を毅然と伝えた。

　オク・チュヒョンの空席をジャウリムが満たすと知らされた。「私歌手」を見る視聴者が歌手の実力と一緒にその歌手の話にも耳を傾けているだけに、ジャウリムがいかなる話で視聴者を魅惑させるのか期待が集められている。

　そして、すべての負担感をはたいてしまい離れたオク・チュヒョンの席に満たされるその話は、そうそうたる歌手の競演にも同時間帯芸能番組競争で押されている「私歌手」が視聴者をひきつけるカードになることができるのか、成り行きが注目されている。

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