韓流新報

日本では活動する気配のないワンダーガールス。
あくまで米進出にこだわるようです。

（mydailyより）

　2010年には日本を中心に韓国のガールズグループ熱風が吹いた。ドラマ・映画に続き新韓流と呼ばれるガールズグループ・韓流の中心には少女時代がいた。少女時代は日本国内の「新韓流」熱風を起こし、第2の韓流ブームを起こした。KARAも韓流に加勢した中で、その片隅には気になってくる韓国ガールズグループがあった。それはワンダーガールス。タイにパロディ グループがあって、この頃ヒット中のシム・ヒョンレ映画「ラスク ゴッドファーザー」に出てくるが、ファンは気になっている。少女時代のライバルであるワンダーガールスは、どうするのだろうか。

　ワンダーガールスは昨年3月と4月、韓国歌手としては初めて米国20余都市を回って公演を行った。2009年米国に進出してからまだ1年もならない内に、米国音楽市場に名前と足跡を残した。これによってワンダーガールスはビルボード選定の「21才以下最高のポップスター21人」中16位にも挙げられた。ワンダーガールスの「NoBody」はYouTubeでアジアはもちろん、南米、ヨーロッパを含んで世界的に大きな話題になる程 有名曲になった。

　以後ワンダーガールスは、5月と6月中国をはじめとしてインドネシア、シンガポール、マレーシアなどの地でショーケースを開き、8月台湾とタイ、マレーシアを回って公演を開催した。反応は成功的だった。少女時代が日本活動に重点を置いたとすれば、ワンダーガールスはその他の市場を攻略した。米国有力マスコミのABCとシカゴトリビューンは「韓国を代表する歌手」としてワンダーガールスを奉った。

　今年も少女時代とワンダーガールスは互いに違う市場を切り開きながら、各自の位置づけを確かにする展望だ。少女時代は早ければ今春に日本語アルバムを発表する予定で、具体的な計画が出てきてはいないがヨーロッパ市場もノックするものと見られる。国内活動を着実にしながら日本で「新韓流」の風をずっと起こすという覚悟だ。

　少女時代が日本活動に集中する間、ワンダーガールスは昨年に続き同じように米国内の地位をより一層引き上げる予定だ。可能ならばもう一度米国ツアーも計画している。ワンダーガールスの所属会社であるJYPエンターテインメント側は「2010年よりは2011年がより一層米国内活動に注力する事になるだろう」と伝えた。

　だが、国内活動を最初からたたむのではない。米国活動に注力するが、たまに国内に戻ってきてファン ミーティングおよびイベントを通したファンとの出会いも推進する予定だ。現在ワンダーガールスは中国内プロモーションを進行中だ。

　新年を中国で過ごしたワンダーガールスは、帰国した後直ちに米国にまた飛んで行く。現地化戦略により一層力を一度に注ぐという腹案だ。グローバル市場での成功のため確実な礎石を作るという覚悟でワンダーガールスは全世界を駆けずり回っている。

　「新韓流」の礎石を磨いた少女時代のように、ワンダーガールスが米ポップ市場に「K-POP」熱風を起こすことができるのか注目される。

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