韓流新報

（newsenより）
　2008年以来2年ぶりに帰ってきたソン・シギョン。彼は舞台と歌、観客に喉が渇いていた。ソン・シギョンにとって、2年の時間は大切なものをもう一度悟らせた。
　ソン・シギョンの単独コンサート「2年ぶりに、あなたは」は10月15日午後7時30分ソウル龍山区（ヨンサング）戦争記念館平和の広場で開かれた。寒い天気にも関わらず、公演会場をぎゅっと満たした観客は3時間席を守った。4才になる子供も母親について公演会場を訪れた。

　ソン・シギョンは除隊後初のコンサートをよりによって国防部の前ですることになった。「幸せだ」と暗示したソン・シギョンは「震えて緊張して、有難くてうれしい」として「あたかも牽牛と織女が会った気持ちだ」と多少バター濃い所感を明らかにした。

　「アンニョン私の愛」「初めのように」「サボテン」「もっと美しくなって」「風が吹く」「良いでしょう」「道で」「君は感動だった」等ソン・シギョン印のバラードは相変わらずだった。軍入隊前「感性をケガするか心配になる」と話したソン・シギョンは2年前の姿そのままであった。

　ソン・シギョンは軍生活の間、神となった(?) 少女時代に変身した。ショッピングピンクのホットパンツと野球ブルゾンを着たソン・シギョンは、『Gee』を通じて少女時代にぐるっと変身した。

　miss Aの『Bad Girl Good Girl』を歌ってうつ伏せになって頭をこっくりとうなずいたソン・シギョンは、2NE1の『I Don't Care』、ワンダーガールスの『2 Different Tears』(2DT)、T-araの『Bo Peep Bo Peep』もアコースティック バージョンで消化した。

　ホストに劣らないゲスト サイ(PSY)は雰囲気を180度変えた。『I Need A Girl』を通じてBIGBANGのテヤンに変身したソン・シギョンの女性ダンサーとしてサイが登場した。「芸能人」を演じたサイはソン・シギョンと「チャンピオン」を熱唱して幻想呼吸を誇示した。

　包まれる軍隊に二回行ってきた。「国防部は背山臨水地域に位置している。ここに立つと感慨が格別だ」というサイの掛け板に寒い天気に震えた観客も爆笑をさく烈させた。

　サイの活躍に力づけられて「モダシギョン」も2年ぶりに復活した。ソン・シギョンがMBC FM4U「蒼い夜、そしてソン・シギョン」のDJを引き受けていた当時、禁止曲だった『微笑天使』を歌った。「この時代最高のダンス曲は何だ?」と尋ねるコメントまで一つも変わったものがなかった。

　コンサート中「ありがとうございます」を繰り返して言っていたソン・シギョンは、ついにアンコール曲『あなたは本当に..』を歌って涙を流した。涙をこらえようと唇をぎゅっとかんだが、変わりなしに自身の歌に呼応する観客の前で彼はしくしく泣いた。

　時には甘美に、時には熱情的に。ソン・シギョンはそのようにまた大衆のそばに帰ってきた。「時流に便乗しない、私だけの色を持った音楽に戻る」という話のように、彼が見せてくれる歩み、聞かせる音楽がすでに期待される。

　ソン・シギョンの除隊後初コンサートは16日、17日二日間同じ場所で続く。

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