韓流新報

（世界日報より）
　韓国映画『良い奴、悪い奴、変な奴』(以下『奴奴奴』)が2009年上半期米国で封切られる。
　『奴奴奴』の配給会社のCJエンターテインメントは15日米国中堅配給会社のIFCエンターテインメントと米国輸出に関する契約に合意したと明らかにした。これに伴いIFCは2009年上半期中『奴奴奴』をニューヨーク、LA、シカゴなど5大都市で劇場封切りすることにした。また封切りにともなうマーケティングと配給費用もIFCが負担することになった。初期封切り規模は50～100スクリーンになると見られ、興行状況によってプラットホーム方式で米国全域で封切り規模を拡大することにした。
　これで『奴奴奴』は5月カンヌ フィルム マーケットで11ヶ国先行販売に続き、北米地域まで契約が締結されて国内封切り前に全12ヶ国で先行販売される成果を上げた。現在『奴奴奴』は米国をはじめ英国、フランス、ドイツ、ロシア、オランダなどヨーロッパ7ヶ国とトルコ、イラン、中国、シンガポールに販売された。
　『奴奴奴』以前に米国に封切られた韓国映画では『グエムル』が昨年71スクリーンで封切られ、220万ドルの成績を上げた。またアジア映画では、リアン監督の『ワホジァンニョン』が2000年16スクリーンで封切られ、以後2000スクリーンに拡大して米国内で1億2800万ドルの収益で成功を収めた。

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