韓流新報

（mydailyより）
　17日午後2時気温30度を超える天候にも関わらず日本-横浜の赤レンガ倉庫広場には2700人余りの韓流ファンが集結した。
　日本-横浜市が横浜開港150周年を記念して開催したイベント「ワールドタウン TV エコフェスタ 2005(WORLD TOWN TV ECO FESTA 2005)」の一つとして「韓流！ドラマミュージック2005」が開かれたからだ。

　今度の公演は韓流商品専門会社である(株)デジタルチェックと (株)日韓商品流通センターが共同主催し、韓国観光公社が後援した。
　この日のコンサートにはドラマ『パリの恋人』の主題曲『君のそばで』を歌ったチョ・ソンモが先に舞台に上がり、残暑の熱気より更に熱い舞台を披露して大きな呼応を得た。
　前日午後2時頃、羽田空港で歌手ユンゴンと共に日本を訪問したチョ・ソンモは「司会者がバラードの王子と紹介したが違った。今日だけはダンスの王子になりたい」と、舞台全体を使いながらライブの真髄を思いきり見せてくれた。
　『時間が経っても』『君は知らない』『君のそばで』を熱唱したチョ・ソンモの次にドラマ『美しき日々』の主題曲『約束』を歌ったZeroが登場して訴追力ある声で聴衆を魅了した。

　イベント場所には開始前からZeroの英文ロゴが入ったＴシャツを着た日本のファンが、青い風船を直接膨らませ、入場者たちにいちいち配り、Zeroが舞台に上がると青い波が溢れる演出を披露した。
　Zeroはこの日、来る10月26日に発売される三枚目のシングル『最後の雨』も披露したが、この歌は1992年、80万枚以上売れた中西保志のヒット曲を安全地帯のギタリスト武沢侑昴が新しく編曲した曲だ。我々には2003年SBSドラマ『窈窕淑女』の主題歌の原曲としても親しみのある歌だ。
　一方、三枚目のシングル発売日に合わせてZeroは、1360席規模を誇る日本青年館ホールで初の単独ライブを行うとファンに報告して大きな拍手を浴びた。

　三番目にはドラマ『天国の階段』の主題曲『ポゴシッタ』を歌ったキム・ボムスが舞台に上がったが、舞台の前に陣取っていたキム・ボムスファンは「ボムちゃんチェゴ」「キム・ボムス、サランヘ」など各種応援道具と垂れ幕で雰囲気をそそった。
　家族連れで来たファンも多かったが、多様な年令層の日本ファンは、年令と地域を越えて一つになる感動の時間を共有した。特に、遠く沖繩や九州から来たファンも少なくなかった。
　キム・ボムスは直接、来る11月2日バラードコレクションを通じて正式に日本デビューをすることになったと報告し、直接ライブを見たファンとしては忘れることができない一日になった。

　四番目舞台を飾ったのは、韓流熱風を主導したドラマ『冬のソナタ』の挿入曲『I』『When The Love Falls』と『夏の香り』の挿入曲『Kiss The Rain』を演奏したピアニスト・イルマで、イベント会場を一杯に埋めた日本ファンは目をじっと閉じてドラマの感動にすっかりハマった。
　イルマは去る13日と14日の両日間、大阪の大阪城ホールで「チェ・ジウ ドラマコンサート」に参加して素敵な演奏を披露したが、来る9月21日と22日の両日間、東京「中野サンプラザホール」で開かれる『冬のソナタ ピアノコンサート』でイルマ、イ・ジス、トデイトリム？、ユ・ヘジュンの4人が出演して、もう一度『冬のソナタ』の感動を再現するなど日本国内で忙しい日程を消化している。
　イルマが来年には国内巡演をすると明らかにすると、コンサートMCを引き受けた人気ラジオDJ古家正亨は「韓国に沢山行って、もう一度深い感動を味わいなさい」と勧めた。

　最後の舞台は、ドラマ『悲しき恋歌』の挿入曲『サランハンダミョン(愛したら)』を歌ったユンゴンが仕上げたが、ユンゴンは去る7月13日 日本でマキシシングル『サランハンダミョン』を発表して発売当日オリコンデイリーチャート17位に上がる気炎を吐いた事がある。
　この日のイベント会場で一番目立ったのはオレンジ軍団だった。オランダのサッカーチームではなく、ユンゴンの日本ファンクラブ会員たちで、頭にバンダナとＴシャツ、そして団扇と大型垂れ幕などでオレンジの波を形成した。
　日本でのライブが二回目と明らかにしたユンゴンは、この席でMBCドラマ『別れに対処する私たちの姿勢』に挿入された『喉の渇き』を直接披露して、ファンの熱い拍手を浴びた。

　韓流ドラマの主題歌と挿入曲を歌った歌手たちが総網羅された今度のコンサートは、夢の公演であると同時に豪華な饗宴そのものだった。二時間がいつ過ぎ去ったのか分からないほどに舞台と客席が一つになった感動の席だった。
　一方、今度の韓流ドラマコンサートの主催側は、開港150周年記念と言う主旨を活かして、公演収益金を「節約キャンペーン」(Mottainai)をしている日本環境運動の代表団体「横浜G30運動」に寄付するという方針で更に意味深い祭りになった。

　＊　＊　＊

チョ・ソンモ 5年ぶりの日本公演熱気
チョ・ソンモ「ライブは座って見るものではないです」
Zero「もう顔のない歌手ではない」
Zero 日本ファンは青い思いやり
キム・ボムス「11月コレクションアルバムで日本デビュー」
キム・ボムス 日本人気実感
イルマ 日本公演 継続人気独り占め
ユンゴン 体で感じた日本国内人気
ユンゴン 日本ファンクラブはオレンジ軍団
ユンゴン 日本ファンたちの愛
チョ・ソンモ、ユンゴンなど 慈善サインＴシャツ

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