韓流新報

（ソウル新聞より）
　少女時代、KARAなど国内ガールズグループブームに陥っている日本列島にトロットとソウルまで上陸する。
　今日本は韓国ガールズグループの活躍で沸きかえっている。まずKARAが日本で二つの記録を残した。先月11日発売した初シングル「ミスター」がオリコン週間チャート トップ10に進入した。これは1980年英国の女性グループ ノレンズ以来約30年ぶりに海外女性グループのトップ10進入だ。
　次にKARAは去る1日発売したBlu-ray Disc「KARA VACATION」でオリコン週間Blu-ray Disc(以下BD)ランキングのアイドル イメージ部門トップになった。総合ランキングでも11位になりアイドル イメージBD作品歴史上最高順位を記録した。

　少女時代の人気はさらに広範囲だ。去る8日発売された少女時代のデビューシングル「GENIE」は予約注文量8万枚を突破したのに続き、発売当日日本iTunesミュージックビデオ チャートで1位になるなど人気集めに成功した。

　共に日本最大音楽サイトmusic.jpと、日本最大モバイル サイトrecochoku(レコチョク)でも着信音映像チャート、ビデオ クリップチャートとも1位を席巻して現地ファンの高い関心を実感した。

　ガールズグループの日本進出に対して惜しむ声もある。韓国ガールズグループが十分に競争力を整えているとしても、ビジュアルより音楽的力量が優先視されなければならないということだ。それだけでなく、日本市場進出は大部分アイドルグループ一色で、K-POPをきちんと知らせるには力不足という指摘もある。

　それで特にうれしい便りがある。「ソウルの大物」Bobby Kimの日本進出の便りだ。Bobby Kimは11月17日、日本で2CDで構成された初アルバムを発売する。引き続き東京にある赤坂ブリッツ ホールで大規模ライブ公演を行うなど本格的な日本攻略に出る予定だ。

　シンガーソングライターとして国内で硬い音楽的評価を受けているミュージシャンという点で、Bobby Kimの日本進出は意味がある。所属会社関係者は「Bobby Kimはビジュアル中心のアイドルグループと違い、音楽を根幹とするミュージシャンという点で注目するに値する」と強調した。

　Bobby Kimはライブ公演で6年間 息を合わせた自身のバンドと舞台に上がって頑健な音楽的技術を披露する予定だ。Bobby Kimは「日本音楽市場でも音楽的根をおろすミュージシャンになりたい」として「持続的な音楽的成就でK-POPの格を上げたい」と希望を伝えた。

　これにトロットも加勢する。歌手兼俳優のムン・ボラは、来る10日初の正規アルバム「レインボー」を国内発売すると同時に日本のNTT、KDDI、Softbankなど現地モバイル3社でも配信する予定だ。

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