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2010年06月12日

「少女時代 vs KARA」今度は日本8月大激突 勝者は?

Newsenより)
 少女時代の日本進出が公式発表された。
 所属会社SМエンターテインメントは、8月1万人規模のショーケースを開いて9月日本デビューシングルを発売する予定だと明らかにした。これまで多くの日本国内マネジメント社のラブコールを受けた少女時代がユニバーサル ミュージック内labelのナユタウェーブ レコードと契約を結んだ。驚くべき点は、やはり1万人規模のショーケース開催だ。韓国芸能人がショーケースを開いた中で最も規模が大きい。日本国内でもこの規模のショーケースを開くことは珍しい。日本に第一歩を最も上手く踏んだというKARAが1800席規模の公演会場で2回ショーケースを開いたのを勘案すれば、その規模がどれくらいすごいのか想像することができる。
 面白い点は、少女時代がショーケースを開く8月、国内でも競争位置に置かれているKARAがデビューアルバムを発表して本格的な活動に乗り出すという点だ。韓国を代表する2つのトップガールズグループが日本でも競争を広げるという点が全く興味深い。KARAは8月デビューシングル『ミスター』を発表する計画だ。 現在KARAは極秘裏に日本語バージョンの録音作業に真っ最中であり、ミュージックビデオ撮影も控えている。

 少女時代とKARAの両方ともユニバーサルジャパン所属だ。だが、日本では2組を同じ釜の飯を食べる家族だとは考えない。韓国と日本のマネジメント構造の差異点のためだ。少女時代はユニバーサルジャパン内labelのナユタウェーブ所属だ。KARAはユニバーサルジャパン内labelのシグマ所属だ。互いに競争を行う「それぞれ違った」マネジメント社だ。さらにナユタウェーブとシグマともユニバーサルジャパン内labelの中でもトップ位置に置かれていたりもする。自尊心の戦いが観るに値するところだ。日本のガールズグループのAKB48メンバーの所属会社がそれぞれ違うと現地関係者が話すように、少女時代とKARAは「確かに」他の所属会社で活動することになる。(ユニバーサルジャパンはマネジメントを総括する流通社の役割をすると考えれば分かりやすい)

 2組は韓国だけでなく日本でも活動スタイルが"彼女ららしい"。両極端だ。一方が「底辺戦略」を採択した反面、もう1組は「派手なデビュー」を夢見ている。まだ正式デビューアルバムも出ていないKARAがショーケースと握手会の両方とも「小規模イベント」にして、底辺から認知度を積み上げる戦略(大多数の日本のアイドルがそうであるように)を採択した反面、少女時代は現地でもびっくりするほどの1万人ショーケースを選択した。

 韓国でも「生計型アイドル」と呼ばれ、底辺から最高位置まで粘り強く上がってきたKARAのイメージと、韓国最大のアイドル会社のSМ所属として派手なスポットライトを受けてデビューした少女時代のイメージが、日本でもそのまま投影されたわけだ。

 戦略の差はあるが、2組に対する日本国内の関心は多大だ。5月初め東京赤坂で開かれたKARAの記者会見にはスポーツ芸能紙はもちろん、有名ファッション媒体など200人余りの記者が集まった。さらにAKB48の一部のメンバーの所属会社代表であり、日本歌謡界に多大な影響力を行使するという日本音楽協会の会長がKARAの舞台を見守った。また、日本歌謡界の関係者はもちろん紅白歌合戦、ミュージックステーションなど日本国内の有名音楽プログラムのプロデューサーたちもいた。日本が見つめるKARAは、少なくとも「彼女たちだけのリーグ」ではないということを傍証したわけだ。

 KARAの日本国内関係者は、KARAの今年目標について「可能ならば紅白歌合戦に出たい」と話した。もちろん現実的に日本最高歌謡イベントの紅白歌合戦にデビューして6ヶ月にもならない新人が出ることは話のように容易ではない。だが、所属会社が紅白を目標にするほど、KARAに大きな期待を寄せているということは簡単に分かる。

 計画もじわじわ進行している。歌録音とミュージックビデオ撮影が韓国内で進行しており、7月には日本で色々な放送プログラム録画が予定される。8月デビューとともに録画された放送をいっせいに「さく烈」させるためだ。

 言葉どおり極秘裏に進行された少女時代の日本進出も同じだ。ただ「大当たり」という言葉が最も似合うところだ。すでに日本でも少女時代の知名度はすごい。渋谷3大レコード店のK-POPブースには少女時代のアルバムが最も前面に出ている。大型ポスターも目を引く。韓国を平定した9人の少女に対する日本マネジメント社のラブコールはかなり以前から続いた。結局、少女時代は8月1万人ショーケースという思ったよりさらに「驚き」のデビュー戦を行うことになった。

 2組の競争構図が日本でも繰り広げられるかはまだ未知数だ。2組がどんな結果を出すかも予想するのが難しい。別の見方をすれば話題性を集めるためにユニバーサル ジャパンがほぼ同じ時期に韓国ガールズグループを大挙出すかもしれない(8月にはKARAと少女時代の他にも現地で予想を跳び越える速い速度でファン層を形成している4Minuteも2枚目のシングルを発表する)。

 AKB48に代表される日本のガールズグループ文化も少女時代とKARAには非常に馴染みが薄いところだ。 韓国のネチズンは韓国アイドルが持つ優れた実力が日本のアイドル市場を押し倒すことができるだろうと期待するようだ。だが、それは現実的でない。韓国アイドル市場は「実力」が最も重要な尺度かもしれないが、日本は全くそうではない。

 人形のような、可愛くて美しいアイドル、すなわちアイドルはアイドルらしくあるべきだということが彼らの考えだ。歌はミュージシャンがやれば出来るというのが彼らの基本的なアイドル市場概念だ。優れた実力が「ある程度アピールは可能」だが、日本アイドル市場成功の理由に上げることは大変だ。韓国ではアイドルのBIGBANGが日本ではヒップホップに区分する関係者が少なくないという点、東方神起を正統派アイドルでなくアカペラ グループと見る目が多いという点を理解しなければならない。かえって優れた歌唱力と実力が日本アイドル文化に反感を起こす素地も多い。変なことではない、ただの文化的差だ。

 どうなろうと2組の対決が韓国でなく日本で広がることになった点は明らかに面白い。ガールズグループとして先に成功するチームはそれだけで名誉も享受することができる。最初が脚光を浴びる理由は明確にある。昨年韓国歌謡界を熱い雰囲気にしたものをグループ、その中でも最上に立っている2組が行う日本競争、これを望んでみるのも歌謡ファンとして一つの楽しみになるだろう。

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