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2009年03月01日

歌手ピョル、6年病床の父…そして私の歌

ウィークリー朝鮮より)
 カメレオンのように常に他の色を着て大衆の前に現れて,驚きを伝える歌手がいるかと思えば,いつも終始一貫した姿で前より一層厚くなった自分だけの色を上塗りして現れるかこともある。ピョル(実名キム・ゴウン・26)は後者に属する。「ピョル」固有の色に成熟さを加えた5集アルバム『Like a Star』を持って私たちのそばに帰ってきたピョルに会った。
 ピョルは今回のアルバムに入っている全曲の歌詞を直接書いた。また作曲家キム・ゴンウとともにプロデュースをした。今回のアルバムがピョルの魅力を最もよく表わしたアルバムという評価には彼女の手助けがたくさんついたのも一役買う。「私が歌う歌の歌詞を直接書いて見たら、さらに細かい感情表現が可能になったようです。他の人の話と考えを歌に伝えることよりどうしても私の話を歌で歌うことが率直な感情をのせるのにより良いですから」
 文を書くのが好きなピョルは同徳(トンドク)女子大・実用音楽課02年度入学生。JYPパク・チニョンの眼に触れて抜擢され、2002年1集『12月32日』でデビューした。アルバム市場が難しくなったが10万枚以上売れた。だが歌手活動のために授業にあまり出られず、まだ卒業をすることができなかった。「機会があれば文芸創作課や新聞放送学科に移ってみたいです。文が持つ力がどれくらい大きいのかを分かりますね」
 今回のアルバムのジャケット写真は少女から淑女に成熟したピョルのイメージを雑誌表紙モデルで形象化した。またファッション、ビューティー、インタビューというセクションで分けて多様な構成を見せる。これまたピョルのアイディアだ。「歌手ピョルはなじんだイメージを持ったのではないですか。そこにミュージシャン的な感じを加えたかったです。雑誌モデルがその時代のトレンドを導くように、音楽においてはピョルがトレンドを導きたいという象徴的な意味もあります」

 今回のアルバム タイトル曲の『ドラマを観れば』は『恋人がいます』(イ・ウンミ)、『一日』(キム・ポムス)、『冬の話』(DJ DOC)等を作曲してきたユン・イルサンが作った。メロディが非常にやさしくて大衆的であり、ワルツ風の独特の編曲で高級で魅力ある曲だ。これにピョルの甘美な声がよく交わる。「初めてデモテープをもらって聞いた時、胸がドキドキしました。まさに『この曲だ!』という気がしましたよ。ところでこの曲さえも歌詞を私が書くことになりました。タイトル曲の歌詞を私が書くことになるとは思わなかったんですよ」

 懇意な同年齢の友人歌手Teiとはデュエット曲『ハミング』を一緒に歌った。「Teiとはあまりにも古くなった友人です。互いに同僚歌手とみるより、気楽な友人と考えます。デュエット曲のために男性歌手を物色している間『灯台もと暗し』でTeiにお願いするつもりはできませんでしたね。そうするうちに私と親しいTeiがいて遠くから探したようだったんですよ。Teiの声は低音が魅力的でしょう。親しい間であるほどお願いするのが用心深いが曲があまりにも良いからなのかTeiも快く承諾しましたよ」

 ピョルは恋人の仲のグループ「ウォンテッド」のチョン・サンファンと『お前が離れる』『Hymn』を一緒に作った。チョン・サンファンが作曲してピョルが作詞を引き受けた。歌手同士の公式カップルであることを認めて共同作業をしてアルバムを作ったのは今回が初めてという。「サンファン氏が歌手コミを念頭に置いて作った曲が『お前が離れる』でした。私とは音楽的色が違って、二人一緒に曲作業をすることになるとは思わなかったけど、この曲を聞いてみると私にぴったりだったんですよ。それで私にくれと言いましたよ」

 『Hymn』はボーナス曲でピョルが通う教会称賛チームの友人と共に歌った。「今回のアルバムの中で最も満たされた曲の一つです。デビューの時からアルバムに一曲でもCCM(キリスト教音楽)曲を入れることが希望だったのに7年ぶりに願いを成し遂げることになりました」

 物静かな語り口でインタビューを受けてきたピョルは、芸能界で孝行娘歌手としても有名だ。彼女の父はピョルが2002年デビューした時、医療事故にあった。胃の内視鏡検査を受けて植物人間になった。事件発生後、ピョルの家族は医療過失を主張して訴訟を提起したが簡単に結論が出ず、結局勝訴して2008年末一部補償を受けた。6年間の努力が認められたわけだが相変らず父は横になっている。「家に病人がいれば病院費、看病人費、薬の価格など経済的な部分はもちろん精神的にあまり荷が重いです。若い時、器械体操選手であり元気だった父が、一日で横になってしまわれたからです。訴訟を進行して母が最も骨を折られました。美人なのにたくさん老いたでしょう。勝訴する過程で多くの困難があったためです。中間に合意することもできるので医療紛争で大変がる方々に良い先例を残すために最後まで戦いました。良い結果が出て、それさえも幸運です」

 ピョルは自身が孝行娘歌手で知らされたが本来本人はそのようなイメージが少し負担になるといった。「両親は忠南(チュンナム)瑞山(ソサン)に住んでいて、私は歌手準備して活動して10年間ソウルに上京して主に経済的な部分を担当してきました。いくら上手にして差し上げるといってみても常にそばで両親を世話する兄さんよりはできません。それでも孝行娘と話して下されば孝行娘かも知れないが、私としては両親が私に施してくれたことを少しずつ返すだけです」

 音楽的にまた人間的に一層成熟した感じをかもし出すピョルに今後追求する音楽世界を尋ねた。「私は大衆歌手だから大衆と一緒にする音楽をしなければならないが、一方では自らの特色も重要だから大衆のトレンドだけついて行くことにはなりません。その二種類を常に念頭に置いて均衡を盛り上げることが重要なようです。歳月がいくら過ぎても人々が互いに愛して、別れて、幸福を感じる感情は共通に残るでしょう。それを歌の中に込めたいです。耳にだけ楽しい音楽でなく心が楽しくなる音楽をしたいです」

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Posted by ゆうじ at 07:53│Comments(0)K-POP/ピョル
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