韓流新報

（スポーツカンより）
　東方新起→忘れられた季節、ビッグバン→赤い夕焼け、テイ→かたつむり
　厚いファン層確保ための戦略…話題満開

　最近歌謡界にリメイク曲が相次いで発表されている。
　東方神起は3集アルバムに利用のヒット曲の『忘れられた季節』の同名曲を収録したのに続き、ビッグバンもイ・ムンセのヒット曲『赤い夕焼け』をリメイクした。
　歌手テイも10日イジョクの『かたつむり』をリメイクして音源を公開して最近の流行を継続した。この曲は来る13日オン・オフラインで発売される彼の正規5集に正式に収録される歌だ。

　厚いファン層を確保しているトップ歌手のリメイク曲は多様な話題を伴っている。

　「１０月最後の夜」だった先月31日、各ラジオ プログラム製作陣は東方神起のファンからの並々ならぬリクエスト要請で一日中冷や汗をかいた。主要ポータルサイト検索語順位もティーンエイジャーの検索熱風にあおられて『忘れられた季節』が1位になる珍しい現象を起こした。

　これに劣らないファン層を確保しているビッグバンのファンも、リメイク曲『赤い夕焼け』を直ちに音楽サイト順位1位にランクさせた。ビッグバンの場合にはアイドル グループが正規アルバム タイトル曲にリメイク曲を出したということ自体が破格だ。

　最近の相次ぐリメイク曲熱風は、2003～2005年に歌謡界に巻き起こったリメイク アルバム製作ブームとは次元が違う。当時は歌謡界不況期を避けるための苦肉の策の性格があった。これとは違い、あえてリメイクを試みなくても良い東方神起とビッグバン、そしてテイは過去のヒット曲に対するリスペクト、そして先輩の曲が今日の若い世代にまた歌われなければならないという趣旨でリメイクを試みたと口を揃える。

　東方神起側は「既成世代と現世代が共に歌うことができる曲をプレゼントするために『忘れられた季節』を選ぶことになった」としながら「2集で試みられたリメイク曲『風船』がその効果を立証した」と説明した。韓国と日本を行き来して忙しい時間を送ったテイ側も「普段テイが特別に好んできた歌でイジョクの音楽に対するリスペクトによりなされたこと」と付け加えた。

　アイドルおよびトップ歌手のリメイク試みは、東方神起とビッグバンなどの成功的な歩みに力づけられて今後もパターン化される可能性が濃厚に見える。これでイヨン、イ・ムンセなどの既成歌手が韓流スターのリメイクに力づけられてアジア各国で舞台を広げる日も来ないとは限らない。

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