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2008年07月06日

4回に6億ウォン..俳優はいったいどれくらい受けるのか?

聯合ニュースより)
 トップスタードラマ一回当たり2千万~5千万ウォン..1億ウォン以上も受けて

 去る3日俳優パク・シニャンがSBS TVドラマ『銭の戦争』の製作会社を相手に出演料未支給分支払い訴訟を起こしたという便りが伝えられた。この過程で彼が4回の出演料で6億2千万ウォンを受ける契約をしたという事実が明らかになって驚きを抱かせた。それなら70分ドラマ一回の出演料が1億5500万ウォンという話。パク・シニャンはこのうち3億4100万ウォンをまだ受けることができなかったとして訴訟を起こした。
 この大きな課題でもう一つ気がかりだ。果たして俳優達は出演料でどれくらい受けるのだろうか。本当にこのようにたくさん受けるのだろうか。
◇ハリウッド式計算法 vs. ボーナス
 パク・シニャンはA級スターの中でも特級待遇を受けている。現在撮影を進行中のSBS TV『風の花園』の一回当たりの出演料も4500万ウォン以上だと知らされた。

 パク・シニャン側はこれに対して「5000万ウォンにはならない」と明らかにした。

 彼は『銭の戦争』でも一回当たり4800万ウォン程度の出演料を受けたと分かったが、今回の訴訟は『銭の戦争』の人気のおかげで追加で製作された4回分の番外編の出演料を対象にしている。パク・シニャン側は『銭の戦争』の番外編が本編の人気のおかげで製作されたので本編より三倍以上の出演料を受けることにしたと主張している。すなわち契約自体を一回当たり1億5500万ウォンにしたとのこと。

 しかし製作会社側は言葉が違う。パク・シニャン側が徹底的に撮影時間を問い詰めるハリウッド式計算法で深夜撮影など時間外手当てをとんでもなく要求してきたという主張。ところでこういう時間外撮影は皆パク・シニャンに帰責事由があるから自分たちは支給する義務がないということだ。

 だがどうなろうとパク・シニャンのドラマ一回当たり出演料が5000万ウォンに肉迫するという「事実」、そして彼が場合によっては一回当たり1億ウォンも超えて受けることができるということは関係者の口を通じて確認することができる。

◇70分一回当たり5000万ウォンは韓流スターの取り分
 現在ドラマ市場で特級待遇を受ける俳優は皆韓流スターだ。海外市場で人気が高いスターの場合、海外販売を念頭に置いて出演料を高く策定すること。

 70分一回当たり5000万ウォンの出演料を受ける俳優にはパク・シニャンと共にクォン・サンウ、ソン・スンホン、ソ・ジソプなどの名前が挙がる。ソン・スンホンは今回MBC TV『エデンの東側』出演契約をしながらこれよりも多くの一回当たり7000~8000万ウォンにサインしたと知られた。

 事情がこれだから韓流スターの中で最高峰の「ヨン様」ペ・ヨンジュンがMBC TV『太王四神記』に出演して一回当たり1億ウォン以上を受けたという「説」はもう既定事実になった。彼はここに日本販売額の1(億)也の取り分を持つことにしたと知られ、出演料と合わせれば最小限一回当たり2億ウォン近く受けたことだと放送関係者では話している。

◇A級は2000万~3000万ウォン水準
 それなら現在人気を呼んでいるSBS TV 『居候』のキム・レウォンや、『イルチメ』のイ・ジュンギはどの程度を受けるのだろうか。

 SBS関係者は「契約事項は製作会社と俳優間の秘密だが、2人の俳優は概して一回当たり2000万ウォン台の合理的な出演料で契約をしたと理解している」と伝えた。

 何年か前だけでも想像するのが難しかった一回当たり2000万ウォンが今は「合理的な出演料」になったとのことが目を引く。

 2006年国政監査資料でコ・ヒョンジョンがMBC TV 「女雨夜何をするから」の一回当たり出演料で2500万ウォンを受けたとのことが明らかになって話題を集めたが、今はスターがその程度だけ要求しても製作会社立場では有難い状況になった。コ・ヒョンジョンは最近SBS編成が失敗に終わったのだがドラマ「対物」を通じて一回当たり4000万ウォンを要求したと知られた。

 この過程で恥をかいたスターもいる。ある俳優が一回当たり3000万ウォンを要求してひじ鉄砲を食らったのがしばらく広く知られた。製作会社はその要求を聞き入れることができないとし、彼より「級」が低い他の俳優を主人公にキャスティングしてしまった。

 反面、秋放送されるドラマに出演するある韓流スターのマネジャーは「ドラマ製作環境を明らかに分かるのに私たちだけ多くの出演料を受けることはできない。他の人々のようにするならば私たちも一回当たり4、5000万ウォンを要求するべきだが、そのようにしなかった。合理的な価格で契約した」と伝えた。

◇高まる出演料..危機の製作環境
 このように出演料高空行進が続けば当然製作会社は負担を抱え込むほかはない。そのために昨年からドラマ製作社協会を中心に俳優の出演料を低くしなければならないという声が公論化された。だが相変らず実効性はない状況だ。

 去る4月ユ・インチョン文化体育観光部長官と外注製作社代表らの会合でキム・ジョンハクプロダクションのキム・ジョンハクPDは「下半期『ベートーベン ウイルス』というドラマを放送するのに主演俳優4人の一回当たり出演料だけで9500万が策定された。放送会社であたえる一回当たりの出演料が1億ウォン程度であるから、この状態で製作をすれば滅びることになる」と話した。

 当時キム・スンス ドラマ製作社協会事務総長は「視聴率30%を越えたMBC TV『離散』が製作会社に15億ウォンの赤字を抱かせたといえば誰が信じるだろうか」として「高騰する出演料、人件費に対する対策が至急だ」と指摘した。

 しかし、いくらこのように抗弁をしても興行のためのスターキャスティング競争が続く限りスターの出演料は更に高騰するほかはない。

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Posted by ゆうじ at 22:25│Comments(0)コラム
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