韓流新報

（mydailyより）
　三星電子Anycallの広告音楽に製作されたミュージックドラマAnyMotionとAnyClub、AnyStarが空前のヒットを記録してイ・ヒョリを最高のスターに位置づけさせたのをきっかけに、歌謡界に吹き始めたミュージックドラマブームは去年イ・スンギ、チャン・ヘジン、KCMなどが同参して一つのトレンドになった。

　最近シン・ヘソンとLYｎが歌ったデュエット曲『愛…後に』とイ・スヨンの『涙が出ます』、履修の『私だけの悲しみ』、Mr 2の『白冬 forever』を繋げて作ったミュージックドラマ『冬話』は、エリックとキム・ユンギョンが主演して話題になり、収録曲4曲が全て各種インターネット音楽専門サイトの音楽チャート上位圏にランクされ、ミュージックドラマの影響力を立証した。また7日撮影を始めるイ・ヒョリのミュージックドラマ『愛するなら彼らのように』もやはりイ・ドンゴン、チョン・ジュノなどトップスターがキャスティングされて連日話題になっている。

◆ミュージックビデオの10倍以上の製作コストにも、ドラマ製作の増える理由は?

　ミュージックビデオとミュージックドラマの代表的な差異は分量だ。ミュージックビデオは歌一曲の長さに合わせて約4分から5分位の分量で製作されるのに比べて、ミュージックドラマは4曲から多くは12曲位の歌を盛り込んで30分から45分位で製作される。

　長さが長いので製作コストもミュージックビデオよりたくさん必要になる。歌手に寄ってミュージックビデオ製作コストは千差万別だが、平均数千万ウォンが必要となるのに比べて見る時、ミュージックドラマの製作コストは億台になるものと決まっている。イ・ヒョリの新曲が公開されるミュージックドラマ『愛するなら彼らのように』の場合は総37億の製作コストがかかる予定だ。

　それだけでなく、長さが長くて地上波TVやケーブルTVを通じて自主露出させるのが難しいので広報効果が落ちるという点も限界だ。だから製作社では放送用にメイキングフィルムを利用した短いミュージックビデオを別に製作して放送するか、曲ごとに短く切っていくつかの編で分けて放送する形態に修正して露出をさせる手数をしなければならない場合もある。

　このようなジレンマにも関わらず製作者が先を争ってミュージックドラマを製作するのにはいくつか理由がある。


◆オンライン市場活性化に最大限多い曲聞かせると

　ひとつの理由はオンライン市場が活性化になりながらそれぞれの歌がアルバムというフレームと無関係に販売されるという点をあげることができる。

　カン・エンターテインメントのイ・サンミン理事は「オンライン市場が活性化になって最大限音源を露出させることが重要になった」とし「ミュージックドラマの場合、多くの曲を一つのコンテンツの中に露出させることができるし、ドラマを見てからはアルバムを一度らはののような効果があってアルバムが全体的に大丈夫な場合アルバム販売量に直接的な影響を及ぼす」と説明する。

　実際に去年カン・エンターテインメントのチャン・ヘジンは30分長さのミュージックドラマを通じて7集アルバム収録曲8曲を公開して良い反応を得たし、最近45分分量のミュージックドラマを通じて12曲の新曲を公開したマンデーキッズの場合もマックスムービーに2月1日から5日間総2200余個のデッグルが走って呼応を得ている。

◆時間に関わらずドラマ完成度高めて吸引力高める

　ミュージックビデオをドラマタイズで製作する場合、最大の限界点で指摘受ける時間の限界もミュージックビデオがミュージックドラマで鎭火するようになった最大の理由中一つだ。

　エリック-キム・ユンギョン主演のミュージックドラマ『冬話』を製作したビタミン・エンターテインメントの李修正チーム長は「ミュージックビデオの場合、時間の限界でドラマの完成度が下がるものと決まっている」と言いながら「ミュージックドラマで製作する場合、故意ではないドラマ展開が可能で吸引力を高めることができるという長所がある」と説明する。ドラマの展開が詰む場合視聴者にとって劇に沒入するようにして歌をもっと強く印象に残すことができるということ。ミュージックビデオの時間の限界を乗り越えてもうちょっと完成度高いドラマをお目見えするためにチョ・ソンモ、イ・スヨンは90年代後半連作の形態でミュージックビデオを披露した事がある。ミュージックドラマは連作ドラマの進化型であるわけだ。


◆演技と歌も匹兎を捕る

　ミュージックドラマを通じて演技と音楽も匹兎を捕ろうとする芸能人もいる。イ・ヒョリは『愛するなら彼らのように』ミュージックドラマに時限付き人生を暮す歌手志望生で出演して多様な感情演技を通じて成熟した演技力と派手な舞台マナーを同時に披露するという腹積もりだ。

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