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2006年05月29日

なぜ忠武路・汝矣島で日流が激しくなるのか?

mydailyより)
 「韓流と日流の均衡点を成している」「忠武路はもう日本小説とマンガ、ドラマの版権詐欺で価格吊り上げ競争に突入した」「数年前なら日本小説をドラマ化することに批判が集中したが、この頃は先を争って版権競争をしている」
 こんな言葉は最近の韓国大衆文化の中心である忠武路と汝矣島に荒々しく迫っている日流の高波に対する言葉だ。はなはだしくは「韓流の底辺には日流が流れている」という言葉まで躊躇わずに出ている。
 これ程までに韓国映画界と放送界は日本の小説、ドラマ、映画、そしてマンガに目を向け、実際これら日本作品を土台にしたドラマや映画製作に続々と突入している。日流のほってからは忠武路を強打している。日本餓死だ支路原作「パイラン」を映画化した2001年には日本作品を映画化することは疎い現象に属したが、これからは全然そうではない。

 既に公開された『オールドボーイ』と『私の頭の中の消しゴム』『波浪注意報』は、日本のマンガ、ドラマ、映画を原作にした映画だ。最近製作に突入したムン・グニョン、キム・ジュヒョク主演の『愛なんか必要なくて』と言う日本ドラマが原作で、イ・ジュンギ異聞式主演の『フライ、ダディー』は、仮4時でがズキ原作の小説で、キム・アジュン主演の『美女はつらくて』と言う鈴木ユミコのマンガが原作だ。このように日本の小説やマンガ、ドラマなどを原作として映画化するものが10編ぐらいに達しており、日流の直接的な高波に包まれた作品は韓国映画10%に達すると映画製作者らは指摘する。

 汝矣島の放送街も日流の高波が高くなり、益々もっと高くなる見込みだ。日本の小説『女達のジハード』を原作にしたSBSドラマ『クイーン』が放送された1999年だけでも日本の小説などを原作にすることに対して批判の声が高かったし、はなはだしくはタブー視するほどだった。それ程、日本文化の韓国茶の間流入に対して視聴者や放送社皆憚るものなどだった。

 しかし、7年の歳月が経ったこの頃は状況が完全に逆転した。最近終わったソン・イェジン-カム・ウソン主演のドラマ『恋愛時代』は、日本の人気作家野沢なおの同名小説を劇化したもので視聴者からも専門家たちからも好評を博した。キム・ヒソン-コ・ス主演の『窈窕淑女』に引き続き二番目に日本ドラマを原作にした『101回目のプロポーズ』が、SBSで29日に初めて放送される。これ以外にも『白い巨搭』『オレンジデイズ』など様々な日本ドラマや小説等を原作にしたドラマ製作が推進されている。

 このように日本作品を原作にしたドラマや映画が本格的に製作されているのには多様な理由がある。まず素材と主題、マンネリ化に陥っている韓国大衆文化のコンテンツの問題が一番大きい。キャラクターは呆れるほど二番煎じ、再放送を繰り返えすドラマと素材貧困に喘ぐ映画界が目を向けたのが、韓国と情緒が似ていて韓国ドラマと映画では見られない素材と主題、キャラクターなどを扱う日本の小説やマンガ、ドラマ、映画である。

 日本の小説やマンガ、ドラマなどの内的な強点も汝矣島と忠武路の日流高波を荒くしている。韓国のドラマや映画が人物の関係と葛藤を増幅させることで導いて行くのに比べて、日本の物は個人の感情とディテールの描写が共通的に現われて新しくて粹なトレンドを捕捉するのに優れている。個人主義が強くなって来ている韓国の状況で、日本のこのような点が韓国の観客と視聴者を捕らえ始めたのだ。

 また『私の頭の中の消しゴム』『窈窕淑女』のようにチープな価格で日本作品の版権を購入して大衆文化コンテンツで製作し、日本にも売って多くの利潤を残した商業的成功も日流のまた別の要因として作用している。

 これ以外にも日本大衆文化を好み、親しみを持つ層が韓国大衆文化の一番力強い消費層である10〜20代という点も日流が激しくなるのに一役かっている。

 こうして起こっている日流に対して肯定と否定の意見がいっぺんに出ている。文化交流において一方的な韓流の輸出は韓流の持続的な発展に阻害要因として作用するが、最近起こり始めた日流によって韓日両国間の文化交流の均衡点を成して韓流の持続的な発展の土台が成り立ち、韓国コンテンツの多様性をファックボハンダゾムで肯定論を申し立てる人もいる。

 一方、日本原作にした韓国ドラマや映画は、視聴者や観客に何らの拒否感なしに日本の文化と情緒、精神を無分別に吸収させるようにするだけではなく、韓国大衆文化の基盤を虚弱にさせる可能性があるという点で激しくなる日流に対して憂慮を表明している。

 また、商業的に成功した作品も極少数に達するうえ、韓国企業等の日本作品版権購入競争でおびただしく上昇した買上価格で結局韓国コンテンツの競争力を弱体化させるという理由で日流に否定的な視線を送っている。

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Posted by ゆうじ at 23:02│Comments(0)コラム
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