メルマガ登録・解除 |
250文字の日本経済 |
powered by 携帯メルマガ メルモ |
2006年05月04日
映画と放送「幸せな遭遇」
(ハンギョレ映画ニュースより)
2日放映された『恋愛時代』には「映画の一場面」のようなちょっとした風景が登場した。主人公ドンジンが小学校時代の初恋相手と再会して最初のデートをするが、二人の間に距離を置いてぎこちなく並んで座ったベンチの隣で、子供からお年寄りまで睦まじく座っているカップルが一人ずつクローズアップされた。主要人物のセリフと行動に集中する普通のドラマの流れでは描かれにくい映画的表現が遊び心で演出された例だ。
このドラマの演出は映画『찜』(チム)、『하루』(ハル)などを作った한지승(ハン・ジスン)監督が、シナリオは映画『同い年の家庭教師』のシナリオを書いた박연선(パク・ヨンソン)作家が引き受け、映画『アンニョン!UFO』、『吸血刑事ナ・ドヨル』を作ったイエローフィルムが製作した。
韓流スターを従えた大型マネジメント社に続き、映画社のドラマ製作が増えている。진인사フィルムと태원エンターテインメントが4月末 提携してドラマ『카인과 아벨』を製作し、『美しき野獣』『青春漫画』のポップコーンフィルムもドラマ製作に飛び込んだ。MKピクチャーズも最近 映画『シュリ』の韓-日合作ドラマ製作を発表した。
映画と放送間の境界崩壊は、放送社の方も例外ではない。『花を持った男』、『泥棒に入られては生きられない』を製作してから苦境に陥ったMBCプロダクションがサイドスFNHと提携して作った『甘く、殺伐とした恋人』の興行成功は、放送社の映画進出に青信号を灯した。MBCプロダクションは、サイドスFNHと『무도리』を共同製作するが、『古い庭園』は単独製作する。SBSもやはり少年と犬の友情を描いた『心が…』の共同製作に入り、韓国放送は2004年から映画振興委員会と提携して低予算のHD映画プロジェクトを進行している。
90年代までは、お互いに敬遠視してきた放送と映画が、このように相互協力関係を構築するようになったのは、利害がぴったり合ったからだ。先に映画の方に目を向けた放送社は、韓国映画の放映権確保のために映画投資を始めた。デジタルHDカメラの実用化という時代的流れは自然に双方の技術と人力、クリエィティブを一つに集めることができる足の役をし、放送の映画進出は放映権確保を越えて自体収益拡大に視野を広げている。映画社としては、ますます規模は大きくなる一方、安全性は相変らず脆弱になるしかない映画産業から、安定的収益を収めることができるドラマ製作は、財政的支えになる可能性があるという布石が敷かれている。
出生の秘密や限りある生のような空々しいフレームを脱してドラマの楽しさを一指尺広げた『恋愛時代』や、放送カメラの技術力が積んで来たノウハウのお陰でHD映画という画面を念頭に置かずに楽しむことができる『甘く、殺伐とした恋人』は、二つの媒体が幸せに遭遇した事例になるだろう。
人力交流を含めて映画と放送の融合はこれから更に加速化するはずだというのが両方の見方だ。しかし両方で念頭に置くのは、いくら時間が経っても映画は映画、放送ドラマは放送ドラマという媒体の本質が変わるものではないという事実だ。交流と融合の最終着地点がもっと良いドラマ、もっと良い映画の完成にある時、放送と映画の"Win-Win"戦略は、観客と視聴者を満足させることができるだろう。
韓流スターを従えた大型マネジメント社に続き、映画社のドラマ製作が増えている。진인사フィルムと태원エンターテインメントが4月末 提携してドラマ『카인과 아벨』を製作し、『美しき野獣』『青春漫画』のポップコーンフィルムもドラマ製作に飛び込んだ。MKピクチャーズも最近 映画『シュリ』の韓-日合作ドラマ製作を発表した。
映画と放送間の境界崩壊は、放送社の方も例外ではない。『花を持った男』、『泥棒に入られては生きられない』を製作してから苦境に陥ったMBCプロダクションがサイドスFNHと提携して作った『甘く、殺伐とした恋人』の興行成功は、放送社の映画進出に青信号を灯した。MBCプロダクションは、サイドスFNHと『무도리』を共同製作するが、『古い庭園』は単独製作する。SBSもやはり少年と犬の友情を描いた『心が…』の共同製作に入り、韓国放送は2004年から映画振興委員会と提携して低予算のHD映画プロジェクトを進行している。
90年代までは、お互いに敬遠視してきた放送と映画が、このように相互協力関係を構築するようになったのは、利害がぴったり合ったからだ。先に映画の方に目を向けた放送社は、韓国映画の放映権確保のために映画投資を始めた。デジタルHDカメラの実用化という時代的流れは自然に双方の技術と人力、クリエィティブを一つに集めることができる足の役をし、放送の映画進出は放映権確保を越えて自体収益拡大に視野を広げている。映画社としては、ますます規模は大きくなる一方、安全性は相変らず脆弱になるしかない映画産業から、安定的収益を収めることができるドラマ製作は、財政的支えになる可能性があるという布石が敷かれている。
出生の秘密や限りある生のような空々しいフレームを脱してドラマの楽しさを一指尺広げた『恋愛時代』や、放送カメラの技術力が積んで来たノウハウのお陰でHD映画という画面を念頭に置かずに楽しむことができる『甘く、殺伐とした恋人』は、二つの媒体が幸せに遭遇した事例になるだろう。
人力交流を含めて映画と放送の融合はこれから更に加速化するはずだというのが両方の見方だ。しかし両方で念頭に置くのは、いくら時間が経っても映画は映画、放送ドラマは放送ドラマという媒体の本質が変わるものではないという事実だ。交流と融合の最終着地点がもっと良いドラマ、もっと良い映画の完成にある時、放送と映画の"Win-Win"戦略は、観客と視聴者を満足させることができるだろう。
[新年企画]K-POP、どこまで来たか
2011年の歌謡界は? ア~そうだったね!
K-POPアイドルはなぜ幸せになれないのか?
米インターネットサイト、米進出韓国スター酷評
スターはなぜ数百億台のビルを買うのだろうか?
2008年芸能界占領した「恐ろしい10代」3人衆
2011年の歌謡界は? ア~そうだったね!
K-POPアイドルはなぜ幸せになれないのか?
米インターネットサイト、米進出韓国スター酷評
スターはなぜ数百億台のビルを買うのだろうか?
2008年芸能界占領した「恐ろしい10代」3人衆
Posted by ゆうじ at 06:19│Comments(0)
│コラム
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。