韓流新報

（joynewsより）
　今年上半期、歌謡界に「星の宴」が開かれる。
　歌謡界トップの人気を誇るSHINHWA(神話)、SE7EN、イ・ヒョリ、イ・スヨンが並んで正規アルバムをリリースして活動を再開するのだ。
　四チームとも歌謡ファンの関心を一身に受けているトップ歌手。しかし去年演技と海外活動などを理由に新譜を出さず、関心と惜しさを抱かせていた。
　この1年間、臥薪嘗胆して来た彼らはまるで新年が明けるのを待っていたように、ひと月間隔で並んで新アルバムを公開、沈んだ歌謡界に台風を起こす見込みだ。

　その砲門は「バラードの女王」イ・スヨン(이수영)が開く。去年10月新アルバムをリリースしようとしたが、いきなり延期したイ・スヨンは、今月中旬 既存に準備したアルバムに新しい曲を追加した正規 7集『Grace』を発表する。

　国内外の有名ミュージシャンが大挙参加した今度のアルバムは、既存の「イ・スヨン印バラード」を含めて多様なジャンルの曲が収録される。「全曲がタイトル曲でも劣らないほど、曲毎に念を入れた」と言うのが所属社側の耳打ち。

　イ・スヨンは、発表するアルバム毎に独歩的なアルバム販売量を記録する歌手として有名だ。だから不況に陥ったアルバム市場に年初から活力を吹き入れてくれるという期待を受けている。

　イ・スヨンの所属社関係者は「去る年末発売が霧散された以後、イ・スヨンさん本人も新アルバム活動に対して苦心を繰り返えした」とし「1年余ぶりに披露するアルバムである故、新しい姿と新しいマーケティングで訪ねる計画」と伝えた。

　引き続きイ・スヨンの懇意な友達であるトップスターイ・ヒョリ(이효리)は、世間の関心が集中しているソロ2集を2月頃発表する計画だ。一挙手一投足が話題を駆って通うイ・ヒョリである故、彼女の新アルバムに歌謡界が触覚を逆立てている状態。

　イ・ヒョリも昨年末アルバムを発表しようとしたが、もっと良いアルバムを作りたいという欲心で発売時期を延ばして来た。

　去る2003年に発表したソロデビューアルバム『10 Minutes』で芸能界にシンドロームを起こしたイ・ヒョリは、トレンドリーダーとして大衆に大きな波及力を発揮する故、彼女の新譜と新しいスタイルに多くの関心が集まっている。

　イ・ヒョリは年末年始休暇も返上して極秘裏にアルバム追い込み作業を進行中だ。ジャケット撮影とタイトル曲選定は既に終え、所属社関係者は「1集よりいっそう高級で柔らかいセクシーさを披露する」と明らかにした。

　特にイ・ヒョリとイ・スヨンは、去る2003年にそれぞれSBS「歌謡大典」とMBC「10大歌手歌謡祭」で大賞を受賞し、その年最高の女性歌手として認められた事がある。従って、ひと月間隔で激突する二人の善意の競争に関心が集まっている。

　2月に登場するスターはイ・ヒョリだけではない。絢爛たるダンスと日就月将したライブ実力で武装した「アップグレードSE7EN」が2月初め正規3集を出して帰って来る。

　昨年一年、日本で2枚のシングルを発表して単独コンサートを行うなど海外で活発な活動を繰り広げたSE7ENは、その間磨き上げた実力を遂に国内ファンに公開する。

　SE7ENの3集は、YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク(양현석)代表の全指揮の下、現在90%以上の作業を終わらせた状態だ。SE7ENはこのために昨年末から国内に留まり振付演習を含めた新アルバム準備に総力を傾けている。

　SE7ENの所属社関係者は「恐らく2集の『熱情』に引き続きパワフルなダンス曲をタイトル曲で発表するだろう」と仄めかした。

　個別活動でも最高の全盛期を享受しているグループSHINHWA(神話)は、3月末歌謡界に復帰する。去年イ・ミヌ(이민우)とシン・ヘソン(신혜성)が各自のソロアルバムで人気を集めたのに続き、今年は一緒に団結した６メンバーのパワーを発揮する見込み。

　SHINHWA(神話)は現在国内の有名作曲家に貰った曲の中から正規8集に収録する曲を選んでいる。曲選定が終わり次第に直ちに録音に突入するという方針だ。

　日本進出のために現地滞在中だったシン・ヘソンも昨年末帰国、SHINHWA(神話)の新アルバム準備を始め、他のメンバーもスケジュールの片手間にアルバム作業に邁進する予定だ。

　音楽的な欲心の多いイ・ミヌは、今月中旬に繰り広げる初のソロ単独コンサートと映画『パパ、ここになぜですか?』出演で忙しいところにも関わらず、自作曲を必ず収録するという意志で作業を始めたという裏話。

　週末連続ドラマ『悲しみよこんにちは』の撮影を終えたキム・ドンワン(김동완)も、作詞かあるいは作曲でアルバムに直接参加するようになる。

　一方、これらだけでなくサイ(싸이)、パダ(바다)、ヤンパ(양파)などの歌手も今年の上半期中に新アルバムを持って登場する計画。

　また、去年最高の人気を享受したキム・ジョングク(김종국)とSG Wanna Be(SG워너비)も、3〜4月頃正規アルバムをリリースする予定で、2006年上半期の歌謡界はいつよりも熱い激戦場になる見込みだ。

　＊　＊　＊

「男性そこに止まれ」女性歌手大反撃(ヘラルド経済より)
　新年歌謡界は…
　核爆発力持ったイ・ヒョリ＆イ・スヨンなどアルバム幾列にも発表

　去る2005年の歌謡界は女性歌手の不振が極甚な一年だった。インターネットアルバム販売の調査チャートである「ハントチャート」の2005年アルバム販売集計で、Bigmama(6位)とBoA(17位)の2チームだけが20位圏内に入ったのみで目立つ新人女性歌手も見付け難かった。しかし2006年には状況が急反転する可能性が高い。イ・ヒョリ、イ・スヨン、パダなど大型女性歌手が新年初頭から幾列にも新アルバムを出す予定だからだ。

　2006年戌年「女性歌手反撃」の先鋒にはイ・ヒョリがいる。イ・ヒョリは遅くても2月中にはソロ2集を発表する計画だ。現在ジャケット撮影及びタイトル曲選定などを全て終えたイ・ヒョリは、新アルバムを通じて一層高級になった雰囲気でファンに近付くつもりだ。イ・ヒョリのソロ2集にはキム・ドヒョン(김도현)、パク・クンテ(박근태)などスター作曲家が大挙参加する予定で、新アルバムに対する期待感を更に高めている。イ・ヒョリソロ2集リリースに関心が集まるのは、彼女が去る2003年ソロデビューアルバムを披露した当時、歌謡界を飛び越えて大衆文化界全体にまで「ヒョリ・シンドローム」を巻き起こした前例があるからだ。去る1998年女性4人組みグループFinKLで歌謡界に第一歩を踏み出したイ・ヒョリは、歌謡界の不況の中でも『10Minutes』をタイトル曲にしたソロ 1集を15万枚以上販売した。また挑発的でカリスマあふれる舞台マナーを先に立たせてソロ1集発表した月だけで数十億ウォン台に至るCF収入をあげて広告界も熱くし、果敢な舞台衣装を通じて「ファッションリーダー」の役目もたっぷりした事がある。

　「バラードの女王」イ・スヨンのカムバックも戌年女性歌手の逆攻勢に力を加えてくれる。イ・スヨンは今月中旬正規7集を売り出す。イ・スヨンの所属社側は「イ・スヨンの新アルバムにはいっそう粹なバラードを含んで多様なジャンルの曲が収録されるでしょう」とし「韓国だけではなく、日本国内の有名作品者も今度のアルバムのために力を合わせた」と明らかにした。イ・スヨンは、ハントチャートの去る2004年集計で5.5集と6集でそれぞれ2位と5位になり、単一歌手最多アルバム販売を記録した事がある。その年「ゴールデンディスク授賞式」と「MBC 10大歌手歌謡祭」で大賞を受賞し、最高の一年を送ったイ・スヨンが今年にはどんな活躍を繰り広げるかに歌謡ファンの関心が集中している。

　女性3人組みグループSESのリーダーだったパダも今月中に新アルバムを披露する。SES時代からずば抜けた歌唱力とダンス実力を同時に認められたパダは、3集タイトル曲であるミディアムテンポのバラード曲『Find the way』でファンと先に会う予定だ。また『Find the way』のミュージックビデオにSESの同僚メンバーだったユージンとシューが参加することになった点もパダの新アルバムが注目されているまたもう一つの理由だ。

　一方、1990年代後半哀切なバラード曲『若造の愛』で歌謡界を強打したヤンパも来る3月頃久しぶりに新アルバムを発表する予定で、ファンをときめかせている。

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