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2005年08月06日

ペ・ヨンジュン「四月の雪」を語る

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 来る9月ベールを脱ぐ映画『外出』(邦題は『四月の雪』)に対してペ・ヨンジュンが自分の率直な意見を明らかにした。
 8月1日発行された朝日新聞の週刊誌『AERA』第39号は、6ページに渡ってペ・ヨンジュンとの単独インタビュー「ペ・ヨンジュン『四月の雪』を語る」を掲載して話題になっており、7月初め書面でインタビューが成り立った。
 ペ・ヨンジュンは先に「映画を撮りながら多くのことを思った。『どうやって暮さなければならないだろうか?』という問いを通じて、私は俳優として、また一人の人間として自分をよく見つめる良い機会になった」と明らかにした。
 映画撮影が終わった今、一番したい事を問う質問には「インス(役名)だった自分自身を整理しようと暫く休息を取った後、すぐ作品準備を始めようと思う。旅に出たいので行けるかも知れない」と、映画の中の主人公インスに全てのものを降り注いだ疲れを吐露した。
 また、ホ・ジノ監督の作品に出演したきっかけに対しては「今までシナリオを読まないで作品を決めたことが一度もない。しかし、今度はシナリオの完成を待たなかった。ホ・ジノ監督は私と性格も作業スタイルも完全に別の方だ。この点に大きな期待感があった。経験することができなかったことに対する期待感だ」と、いつも新しい挑戦に臨むペ・ヨンジュンの演技欲心が人間の纎細な感情を独特の雰囲気で消化するホ・ジノ監督との縁を逃すことができなかったことを明らかにした。
 このようなペ・ヨンジュンに対して韓国映画に明るい映画評論家の暉峻創三(てるおか)さんは「韓国映画界でペ・ヨンジュンは今自分が何をしなければならなくて、何ができるかを完璧に読むことが出来る人だ」と言って賢明な選択だったと評価した。
 作為的なことが嫌で即興的な演出で有名なホ・ジノ監督との作業に対しては「私は今まで演技の前に常に準備してキャラクターを完璧に分析した後、正解だと思う状況を作るタイブだ。しかし、今度の役を理解して近付く方式は以前とは全然違った。準備しないように努力したし、そのままの雰囲気の流れを感じようと労力した。本当に大変な過程だった」と告白した。
 去る3月、撮影地である三旺市で開かれた記者会見でもペ・ヨンジュンは「精神的にも肉体的にもくたびれた」と語ったことがあるが、一ヶ月ぶりに4kg落ちたと吐露した。
 映画撮影を通じて得た精神的な変化で「完璧さが好きでどんな場合にも正解があると思った私に、現場の状況と雰囲気によって変わる作業は本当に大変だった。しかし、その瞬間は大変でも全然違った演技法を直接学ぶことができて嬉しかった」という点を挙げた。
 俳優として固定したイメージよりは、いつも変身する姿を見せる努力をするペ・ヨンジュンは、初主演映画である『スキャンダル- 朝鮮男女上熱支社』でも浮気者役を素敵に消化して成功的に映画界にデビューした。
 今度の撮影で一番大変だったことと一番楽しかったことを問う質問には「一番記憶に残ることはお酒を飲んで涙を流す場面だ。以前実際にお酒を飲みながら撮影したことがなかった。しかし、今度は本気でお酒を飲みながら撮った。飲まなくちゃいけないと言う感じがしたからだ。妻との信頼が崩れた苦痛と喪失感に勝つことができずにお酒で自分を崩す場面だ。初めは心配したが、実際にお酒を飲み始めると、堪えることができない悲しみに自然に涙が溢れた。配役が置かれた状況そのままの感情がこみ上げて湧き出た。一番大変な場面が一番楽な演技だったのではないかと思う」と返事。
 「不倫」のタブーに挑戦した演技に対しては「不倫を描いた作品と言うよりは極限状況に置かれた二人の恋物語だ。これは生きて行きながら誰もがぶつかることがある矛盾した状況、自分は絶対に搖れないと確信していても、いつの間にか矛盾にぶつかって悩んで迷う。インスも初めは妻がどうしてそんなことをしたのか絶望するが、結局自分もそんな状況に陷る。そんな過程で彼は妻もソヨンも理解するようになる。私自らも愛に対してまた考える機会を持つようになった。インスとソヨンの感情は果して真正な愛だったのか。実は正解どころか、その輪郭さえ取りにくかった。全ての事に正解を出そうとする私としては、そんな感情を理解するのが大変だった。悩みながら少しずつそんな混乱を認める気がした。一言で正解はないかも知れないという余裕が生じたのだ。表面前である状況のみを報告、その愛と感情を肯定するとか否定することができないと思うようになった」と詳しく言及した。
 最後にペ・ヨンジュン本人の行動と発言が国境を超えて大きな影響を及ぼしているのに、その基準はどこに置いているかどうかを問おう「多くの方々が見守って、関心を見せてくれるほど責任感も大きい。私のできることが何なのか謙虚に考えて見る。俳優である私は演技を通じて引き受けた役に最善を尽くすのが本分だと思う。その役を充実に遂行しながら均衡を失わないのが重要だ。また皆さんの愛を少しずつでも返すように常に悩みながら実践する。与えられた事に最善を尽くしながら、見守って下さる方々と共に良いことをして行く。これ以上の希望はないと思う」と返事した。

 俳優ベ・ヨンジュンが成熟された内面の演技を繰り広げた映画『外出』の封切りが徐々に近付いている。彼のまた違う演技挑戦の成果は、スクリーンを通じて現われるはずであり、ファンは彼の選択に拍手を送る準備を全て終えた。

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