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2004年07月11日

ペ・クンナムの芸能文化探険記

YahooKorea

韓流震源地ユン・ソクホPDの夢
[ペ・クンナムの芸能文化探険記]

日本で韓流が凄まじい。その韓流の基底にはドラマ『冬のソナタ』がある。
『冬のソナタ』のペ・ヨンジュン、チェ・ジウなど主演者の人気が最高潮を記録し、引き続きパク・ヨンハなど出演者たちが幾列にも日本大衆文化系の話題の中心に浮かび上がっているのだ。
派手な日本国内の韓流の過失は、出演演技者で皆帰っているが、私たちが忘れてはいけない人は本当はユン・ソクホPDだ。
彼が現在日本国内で激しく起こっている韓流の起爆剤である『冬のソナタ』を企画し、主演者たちをキャスティングした後、演出した張本人だからだ。
どんな専門家もユン・ソクホPDがいなかったら今日の日本で吹いている韓流現象は無かっただろうと言い切る。私もその部分に全面的に共感する。

ユン・ソクホPDと会う約束を決めながら、浮び上がったことは『冬のソナタ』の企画段階での彼との出会いと、撮影現場での出会いだ。
『秋の童話』シンドロームを起こした後、KBSをやめて独立製作社と契約をした後、作品構想をした途中、新聞社を訪ねて来たユンPDは、食事をしながら初恋に対するモチーフを中心に記憶喪失症という素材を追加するドラマが作りたくて、男性俳優はペ・ヨンジュンをキャスティングする計画だと用心深く言葉を取り出したことがまさに『冬のソナタ』の母体だった。

彼の頭に企画が具体化される現場だったソウル中央高で『冬のソナタ』の主人公、ペ・ヨンジュンとチェ・ジウそしてユン・ソクホPDに会った。ユンPDは「映像の時である」という別称らしく絵一場面を取るために日の光と照明、そして場所の方向などを潔癖症患者のように研究しながら撮影していた。それほどまでして誕生したことがすぐ『冬のソナタ』やこのドラマは国内では女性視聴者の涙腺を刺激してペ・ヨンジュン、チェ・ジウシンドロームだけでなく、主題音楽アルバムとドラマのグッズが人気を呼んだし、チェ・ジウ、ペ・ヨンジュンヘアスタイルまで流行る高い人気を呼び、さらに日本で韓流の震源地役目をしている。

また他の韓流ブーム造成のために準備作業に入って行ってこのごろ忙しい日々を過ごしているユン・ソクホPDを『夏の香り』の最後の場面が撮影されたセゾン文化会館後門階段で会った。
まず世界的な舞台で競争力を認められている日本大衆文化系で起こっている『冬のソナタ』による韓流の原因に対して彼はこんな風に答える。
「NHKで収入意思を打診する時には禅披さえあわなければ良いという考えをしたが、良い反応を導いて自負心を感じる。まず純粋な愛を描いたドラマがこの頃日本では不在な上に、映像と音楽、ペ・ヨンジュン、チェ・ジウなどの俳優たちの魅力、愛の表現にけち臭い男性たちが多い日本の特性、愛という普遍的情緒、そして我が国の美しい風光が一体となって人目を引くようだ」と一種類理由のためではなく、さまざまな原因が総合されたドラマの完成度が人気の原因だと分析した。

韓国と日本のドラマ製作システムに対しては、両国の体制に一長一短があると診断する。全てのドラマがあらかじめ完成されて放送される日本では、ドラマの完成度は高く、競争力はあるが、私たちの場合、放送期間に製作されるドラマ製作環境では、放送されるうちに視聴者の反応を積極的にドラマに反映して日本ドラマが持つことができなかった躍動性があるというのだ。

しかし、スターシステムに対しては現在私たち企画社中心のスターシステムが、日本のプロダクション中心のスターシステムに比べて問題が多いと指摘する。
「日本のプロダクションでは、演技者の将来を見て長期的で体系的な投資をして、いくら人気が絶頂にあると言っても、演技力の向上と違うイメージ創出のためにドラマや映画活動にだけ専念させるよりは、決まった期間は演劇やミュージカルなど他のジャンルに進出させて演技者の生命力と競争力を育てるという点は、私たち企画社たちが学ぶ点」と強調する。

私たちのドラマがこれからは奥座敷だけ狙う観点が分かった蛙時代は経ったと申し立てるユン・ソクホPDは、この頃二人の匹兎を取ろうと忙しい日々を過ごしている。日本放送社の投資で日本などで上映する映画シナリオ検討と、季節連作シリーズの最後の編である春編の構想に余念がないからだ。
「映画は韓日両国の作家にシナリオを依頼しておいた状態だ。シナリオが出るままに今年の冬頃撮影に入って行く計画だ。愛を主題で立てた映画になるようだ。
出演俳優たちでは日本で好むペ・ヨンジュンを含めた多くの演技者を対象にキャスティングを考慮している」と明らかにした。
『秋の童話』『冬のソナタ』『夏の香り』に引き続き季節連作最後の編である春に対するドラマも場所物色などをしながら具体化させていると付け加えた。

幾多の外交官ができない事を、たった一人の演出家が遂行したということは、私たちの大衆文化の自負心だ。
ユン・ソクホPDは、今日も光化門にある彼の事務室で日本での第2の『冬のソナタ』ブームに汗を流している。彼の第2の努力が結実を結んだらと思う望むことを持って見る。

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Posted by ゆうじ at 22:14│Comments(1)コラム
この記事へのコメント
冬ソナブームの一番の功労者はユン監督だと思います。そして、ペ・ヨンジュンだけではなく、チェ・ジウとのコンビであったからこそ!と思っています。ただ、あの駆け足、おまけ風な終わり方はどうも釈然としません。昨日「もうひとつの冬のソナタ」を読みました。
ユン監督様、特別最終編を撮ってくださいませ!本当に二人が幸せになるんだと視聴者が確信できる力強い一歩を踏み出す二人を見ないと、胸のモヤモヤが消えないのです。
これって、私だけでしょうか?
ユジンとチュンサンはもう、実在の二人になってしまっているのです。だから、せめてENDの文字の前は明るく希望に満ちた二人の表情であってほしい!!!!!
冬のソナタほんとの最終話を!!監督!!
Posted by ゲスト at 2004年09月05日 20:37
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