オダギリジョー「私はメインを指向する俳優ではない」

ゆうじ

2007年10月27日 13:24

newsenより)
 映画『メゾーン トゥヒミコ」』、『ゆれる』等で国内でも大きな人気を得ている日本青春スター オダギリジョーが24日来韓した。
 映画「オダギリジョーの東京タワー」広報のため来韓したオダギリジョーは、この映画の監督松岡ジョージと24日午後2時30分金浦空港から入国、午後4時30分ソウル中区(チュング)苧洞(チョドン)に位置した明洞(ミョンドン)スポンジ(昔の中央劇場)で開催される記者会見に参加した。
 長い髪を編び、ファー素材の装飾がついたチェック紋ジャケットを着て現れたオダギリジョーは下手な韓国語で「こんにちはジョーオダギリ...いやオダギリジョーです」と韓国ファンと取材陣に初めて挨拶の言葉をかけた。

 主に作品の中で世の中と距離をおいた疎外されたキャラクターを演じたオダギリジョーは、作品選択に対して「私はメインを指向する俳優ではない」と説明した。彼は「日本にも多くの俳優がいて俳優が指向することでは各々違うでしょうが、私はどこかよじれた部分がある役が好きだ」として「役自体に魅力がないならば演技できない」という意を伝えた。

 出演作『東京タワー』については「初めは出演しないことにしたが作品の力に引きずられて出演した」と説明した。

 オダギリジョーは映画『メゾン トゥ ヒミコ』、『ゆれる』等で国内でも多くのファンを確保している日本の人気俳優。今回の訪韓は去る2006年犬童一心監督作『メゾン トゥ ヒミコ』で訪問して以来1年6ヵ月ぶり。

 オダギリジョーが主演した『オダギリジョーの東京タワー』は日本国内ベストセラー「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』を映画化した作品で、日本最高の演技派俳優の樹木希林、彼女の実の娘の内田也哉子、『4月の話』の松たか子、『私も』の宮崎あおいが参加した。

 日本で封切り初週ボックスオフィス1位を記録したこの作品は、日本上半期興行映画トップ10に入る快挙を上げた。国内でも24日上映される有料試写が1分で売り切れる珍記録をたてた。この映画は25日国内封切られる。
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