ZARDファン哀悼の波

ゆうじ

2007年05月28日 22:46

newsenより)
 『負けないで』等の曲をヒットさせた日本の人気グループZARDのボーカル坂井泉水(40:実名 蒲池幸子)が27日死亡したという知らせが伝えられるや、衝撃に包まれたファンの哀悼の波が続いている。

 28日付日本サンスポによれば(サンケイスポーツ インターネット版)ZARDは27日午後3時10分入院中の東京のある病院の非常階段から転落して脳挫傷で死亡したと所属会社側が発表した。
 所属会社の発表によれば、坂井は昨年6月から子宮癌で闘病中で、肺に癌細胞が転移し、今年4月病院に再入院して治療を受けていた。27日朝、慶応大学病院の非常階段の3メートルの高さから転落して頭に大きな衝撃を受けた。警察署は事故と自殺の両面の可能性を排除せず正確な死因を調査している。

 所属会社は「普段のように散歩した後、病室に戻ってくる途中、前日の雨のために階段で足が滑った」と伝えた。

 ZARDは1991年『Good Bye My Loneliness』でデビュー後、総40枚のアルバムを出すなど旺盛に活動し、国民的な人気を得た。ずば抜けたスタイルと容貌でレースクイーンとして活動したことがある坂井泉水自体がZARDを代弁するほどであった。

 6集アルバムに収められた『負けないで』は旋風的な人気を得、その後発売されるアルバムごとに60~70万枚を越える販売高を上げる気炎を吐いた。2006年にはデビュー15周年記念アルバムを発表した。

 ZARDは国内でも高い人気を享受していた。日本文化が開放される前から闇の経路でZARDのアルバムが途方もなく流通し、『Good-Day』という歌はイ・スヨンが『グッバイ』でリメイクして多くの愛を受けた。

 また国内で最高人気を享受した日本アニメ『スラムダンク』『名探偵コナン』『ドラゴンボール』など有名な作品のOST作業で私たちになじむ。ZARDを分からないがZARDの音楽は一回ぐらいは聞いてみたほどだ。一部ファンが「日本文化に全く関心ないがZARDは好んだ」「私が知っている唯一の日本歌手がZARDであった」と話すのは絶対過言ではない。

 国内ファンは力に余った癌闘病中に不意の事故で亡くなったZARDの報せに接し「信じられない。信じられない。嘘なら良いのに」として彼女の死を惜しんでいる。「私の思春期を共にした歌手、天国で幸せになってくれたら嬉しい」「謹んで故人の冥福を祈る」「歌本当に良かったのに惜しいミュージシャンを亡くした。どうか安らかに…」「突然の死が信じられない」として追慕の波が絶えることなく続く。
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