『オトシモノ』韓国ポスターとても恐ろしい

ゆうじ

2006年07月29日 23:28



newsenより)
 去る27日国内で封切られた日本ホラームービー『オトシモノ』の主演 沢尻エリカは、国内で紹介された映画ポスターに対して大げさに恐れた反応を見せた。「ポスターに人物ではなく象徴的に手だけ入っているのが破格的に恐ろしかった」と言うのが沢尻エリカの説明だ。
 沢尻エリカは、『オトシモノ』を日本より2ヵ月あまり先に韓国観客から評価を受けることになった。当然ポスターも国内で先に製作された。この映画の日本封切り日は来る9月30日だ。

 沢尻エリカは、この映画に対して「良く知っている(慣れている)ことから始まる恐怖を極大化した映画だ」とし「落し物、地下鉄など、全て私の周りに存在するもので、一度も恐ろしいと思ったことがないものだけど、恐怖に陥った時はどんなことより無惨なこと」と説明した。

 続けて「韓国で先に封切られるという事実を聞いた時、驚きと共に嬉しかった」とし「映画『パッチギ』で在日韓国人役を引き受けて日本アカデミーと横浜映画祭新人賞など大きな賞を頂いて韓国が身近に感じられる。実は封切り頃に韓国を訪問する計画もあったが、雨があまりにも多く降って現在撮影中のドラマスケジュールが遅くなったせいで暇を見付けられなかった」と惜しがった。

 沢尻エリカは、去る2001年日本で芸能界にデビューし、映画とフジテレビのドラマ「1リットルの涙」などで国内にもファンを確保している。ホラームービーは『オトシモノ』が初めてだ。

 『オトシモノ』で自分が演じた勇ましい女子高生ナナと、実際の性格に対して沢尻エリカは「とても消極的ながら内面ではばか力を持ち、表面よりは内面がずっと強いのが私に似ている」と笑った。しかし「驚くとか恐ろしいとか緊張するような表情の演技が多くて易しくはなかった」と難しさも吐露した。

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日本の女優 沢尻「韓国ファンの評価知りたいです」(newsis)

 沢尻エリカの新作ホラームービーが世界初で韓国で公開された。
 27日国内封切られた『オトシモノ』(韓題:유실물=遺失物)は、日本恐怖映画史上最高製作コストである5億円(約50億ウォン)を投入した作品だ。女子高生「ナナ」(沢尻)が地下鉄で偶然に落し物(乗車券)を拾った後、薄気味悪い事件に巻き込まれながら秘密を掘り下げるという内容だ。

 『オトシモノ』の日本封切り予定日は9月30日だ。製作社は「トレンドに早く反応する韓国の観客から先に評価を受けたい」と言う理由で現地より2ヵ月ほど先に韓国で封切られた。

 沢尻は、在日韓国人問題を扱った映画『パッチギ』で朝鮮族少女役で出演した有望株だ。『パッチギ』で日本の各新人賞を総ナメした。グラビア、すなわち水着写真専門美少女モデル出身という限界を超えて演技派俳優として成長中だ。

 去る2月『パッチギ』広報で訪韓した沢尻は、韓国にもファンクラブがある。映画と別に沢尻主演のドラマ『1リットルの涙』もケーブルTVチャンネルJで高い視聴率をあげている。

 沢尻に書面でインタビューした。

− 韓国ファンから先に評価を受けることになったか?
▲ 韓国で2ヵ月も先に封切られるという話を聞いて、驚きと共に嬉しかった。韓国を訪問する計画があったが、雨があまりにも多く降り、出演中のドラマ日程のため暇を見付けられなくて惜しい。映画が韓国でどんな成果を収めるか期待し、また知りたいと思う。

− 勇ましい女子高生で登場する映画中のキャラクターが印象的だ。実際、本人の性格はどうか?
▲ 消極的だが内面にばか力を持った女子高生が「ナナ」だ。表面より内面がもっと強いという点は私に似ているようだ。

− 映画を一言で説明したら?
▲ 何気ないものからの恐怖を極大化した映画だと言える。地下鉄、落し物などは全て私の周りに存在するもので、一度も恐ろしいと思った事がないものだが、恐怖に陥った時はどんなものより無惨なことがある。

− 演技で大変だった点は?
▲ ホラームービーでセリフが多くなかった。代わりに驚くとか恐ろしいとか緊張する表情の演技が難しかった。

− 一緒に出演した小栗旬はどうだったか。古沢けん監督の演出スタイルは?
▲ 小栗旬は非常に良かった。私より経歴が多い役者で指導を沢山受けた。しかしホラームービーは二人とも初めてだから楽に学ぶ心で演技することができた。監督は現場で負担を与えないスタイルだ。俳優が状況によって多様な姿を表現するように気配りしてくれた。

− 韓国では『1リットルの涙』の人気が良い。『オトシモノ』にも関心が大きい。
▲ とても感謝します。『パッチギ』で在日韓国人役を演じ、大きな賞を頂いて韓国がとても身近に感じられる。これから多様な活動を通じて会えそうだ。応援して頂ければ。

− 韓国進出予定はあるか?
▲ 日本で『タイヨウのうた』というドラマを撮影中だ。終われば暇を見て必ず韓国へ行きたい。難しければ作品で韓国ファンに会うことになるでしょう。個人的には必ず韓国に行ってファンに会いたい。

− 休みの時は主に何をするのか…。
▲ 映画を観るとか音楽を聞いたりカラオケに行くことも好きだ。悩みがある時友達とカラオケで歌を歌うと気持ちがさっぱりする。

− これからの計画は?
▲ ドラマ撮影を終わらせて江國香織原作の『間宮兄弟』という映画を撮る。冨樫森監督の『天使の卵』にも参加する。柳楽優弥と共演する『シュガー&スパイス 〜風味絶佳〜』というメロー物も期待される作品だ。多様な作品を通じて新しい姿を見せたい。
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