韓国映画が恐ろしい

ゆうじ

2004年11月20日 14:05



 イ・ギュヒョン監督(左側)が9日、東京銀座東映劇場で映画『DMZ、非武装地帯』のワールドプレミア行事を行った後、東映のクサナギシュウヘイ専務と握手をしている。
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gooddayより)
 日本映画界の元老たちが相次いで"韓国警戒令"を引いて、耳目を集中させている。
 日本のメジャー映画社である東映のクサナギシュウヘイ専務(70)は9日、日本東京で映画『DMZ、非武装地帯』のワールドプレミアを見守った後、取材陣とのインタビューで「日本の映画界は韓国映画界に学ばなければならない。決してお世辞発言ではなく、それほど韓国映画が日本作品より立派だと思う」と真剣に明らかにした。
 これは取材陣の「日本の韓流熱風を長続きさせるために韓国のどんな努力が必要だと見るか」という質問に対する返事で、映画界を含めて日本芸能界に精通した元老としては、よほど異例的な発言を行ったわけだ。
 特に日本の名監督である山田洋次(73)が去る7日「韓国映画に至高ありえない。昔の日本映画界の力を取り戻したい」と明らかにしてから二日で、似た立場がまた公論化された。山田監督は今年東京国際映画祭で黒澤明賞を受け、『男はつらいよ』シリーズで名声を積んだ日本映画界の巨木だ。
 クサナギ専務と山田監督が韓国をうんと警戒する理由は『冬のソナタ』に触発された韓流熱風が、まだ未知の地に違いなかったスクリーンにまで滲む可能性が高くなることによって、日本の映画界の自省を促すためのことと分析される。

 『誰にでも秘密がある』に引き続き、最近『私の頭の中の消しゴム』と『甘い人生』(主演イ・ビョンホン)が日本にそれぞれ270万ドルと320万ドルという高額で売れ、映画界の韓国ブームも切迫したからだ。
 東映映画社のクサナギ専務は「韓国と日本が活発な交流を通じてお互いのレベルを引き上げるのが望ましいようだ」と語った。

 一方9日、東京銀座東映劇場で開かれたイ・ギュヒョン監督の映画『DMZ、非武装地帯』のワールドプレミアには、取材陣と配給社、日本映画界関係者など500人余りが参加して盛況を成した。
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