韓流新報

（NocutNewsより）
　サイの全世界的突風が断然トップだが、2012年歌謡界がおさめた大きな収獲として、太めな女性新人ソロ歌手の登場を外すことができない。上半期からたゆまぬ活躍を繰り広げたエイリー、下半期強烈な印象を残したイ・ハイ、シンガーソングライターのジュニエルだ。
　今年も新人アイドルグループが大挙登場した。おおよそ50組ほど。しかし活躍は些細だった。ここ数年間続いていたアイドル熱風のあげく、今年、量では最大だったが質で底を打った。そんな状況で、実力派新人女性ソロ歌手の登場が嬉しい。

　まずエイリーは、上半期デビューするやいなや旋風的な人気を呼んだ。2月発表したデビュー曲『Heaven』はカオンチャート上半期デジタル総合チャートで6位に上がったほどだ。チャートにとどまった期間もおおよそ4ヵ月ほどだから上半期始終彼女の歌が響いたという話だ。

　特にKBS 2TV「ドリームハイ2」を通じて演技を披露し、「不朽の名曲2」で強烈な舞台を通じて見せてくれた存在感もすごかった。また先月中旬『見せてあげる』を発表、5週目に入った最近まで人気を呼び、倦まず弛まないながらも選んだ活躍を繰り広げている。

　エイリーはすべてのジャンルを消化することができる爆発的な歌唱力が強点だ。歌詞伝達と感情表現が特に良いという評価だ。また舞台上のカリスマ性は新人の中で断然際立った。

　下半期にはイ・ハイの活躍が目立つ。去年放送されたSBS「K-POP STAR」出身のイ・ハイは、YGエンターテインメントと契約を結び、先月29日デビューシングル『1.2.3.4』を公開した。この曲は発表直後から2週以上音源チャート1位を独走している。

　イ・ハイは17歳の幼い年令にも関わらず、すでに確かな色を取り揃えている。「K-POP STAR」の当時からソウルフルな音色で大きな愛を受けた彼女は、レトロソウルジャンルを持って来て差別化に成功した。

　シンガーソングライターのジュニエルも外すことができない。20歳に過ぎないがデビューミニアルバムの大部分を自作曲で構成した音楽性が抜群だ。SBS ドラマ「ジェントルマンの品格」に挿入されたタイトル曲『illa illa』は、エイリーの『Heaven』 以上に長期間愛された。

　ジュニエルは日本ではもう4枚のアルバムを出し、全てのアルバムを自作曲で満たした実力派だ。彼女は来る20日、自作曲で構成したアルバムを発表する予定だ。

　年末を控え、彼女らの新人王争いが面白く展開されている。しかしそれより、色がそれぞれ違う実力派新人ソロ女性歌手の登場自体だけでも大きな収獲だ。

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